<続報> ポイペトのカジノビル火災、大惨事に 19人死亡37人負傷

ポイぺトの国境検問所のそばにあるカジノビルの火災は、本サイトに昨日(29日)「<速報> ポイぺト カジノビルで大火 40人死傷 消火に5時間以上」の記事で「これは第1報告であって、火災での死傷者は増える可能性がある。」と予想したように大惨事のビル火災となった。

*下記の第一報をお読みください。

Khmer Timesの30日の続報によると、バンテアイメンチェイ州ポイペト市のカジノを飲み込んだ猛烈な火災で、少なくとも 19 人が死亡し、約 73 人が重傷、と被災者が急増した。

28日(水)午後 11 時 30 分、「グランド ダイアモンド シティ ホテル アンド カジノ」で発生した火災では、犠牲者の中には飛び降りて死亡した人もいれば、足を骨折した人もいたと考えられている。

カジノ施設特有の、外観はきらびやなネオンや照明に彩られていてもその構造は極めて密閉し建物で、日頃火事等に備えた防災訓練が適切に行われていたかどうかも怪しい。要はカジノ経営は賭博場、カジノ特区とは国家が賭博場のテラ銭稼ぎであり、お金、酒、女の欲望の渦巻くところである。日本では、この三つは一つでは遊び事として問われることは私的な事だが、2つ揃うと身の破滅と古くから言われてきた。

サーケン内務大臣相とNational Committee for Disaster Management の第 1 副委員長: Kun Kim が現場に急行し、救助活動を調整・指揮したという。

カジノ火災の鎮火は、第一報では6時間以上と伝えたが、実際の鎮火ははるかに遅く29日午後 6 時の時点で、消防士は炎を制御したという。「17 階建てのホテルとカジノの複合施設で火のポケットを消すためにまだ働いていた」とも州当局・報道官: Sek Sokhom は述べている。

同州の警察署長の:Sith Loh 少将は、消防車 11 台、ヘリコプター、警察の消防士を含む 300 人の警察官が火を消すために派遣されたと述べている。

また、同火災に対してタイは、カジノ(複合施設」カジノ&ホテル)がポイペトとアランヤプラテートの国境検問所に沿って位置していたため、救助隊員と消防士を派遣しました。

火災の原因は電気回路がであると考えられている。

大惨事となったポイぺトのカジノ火災、まだ犠牲者が増える可能性がある。

電気回路が原因、メンテナンスの問題でプノンペンでも起こりうる

「やはりな」という感が強い。日本と比べれば、素人仕事のような配線工事、電気関係責任者は外国人であっても、実際に配線に従事するのは、現場雇いである。本サイトでもたびたび取り上げているようにプノンペンの火事の原因は電気回路の問題、今回のポイぺトの大惨事、プノンペンのコンドミニアムや娯楽複合施設が怖い!配線工事だけでなく、その管理維持というメンテンナンスが適切に行われているか。我が家だけ、Wifiがストップしたなんていうものは、実は回路配線自体の老朽化である。蛇口が壁からぽっきと折れたなんていうことは、よく聞くことである。蛇口の切断面をみれば錆びついている。要は、中古品に銀メッキだけして新品にしたもので、カンボジアの店舗にそのようなまがい物をつかませる恥じない店がよくあることである。

掲載写真:Khmer Times

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