プレアシハヌーク地方裁判所は2日、ベトナム人3人の田舎の女性を不法に監禁し拷問し、ベトナムに住む家族から35,000ドルの身代金を強要したとして、女性を含む6人のベトナム国民を起訴した。
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同州刑事警察官:Keo Narong少佐は、5人の男性をLe Van Chien 23歳、グエンコンダン 22歳、Ngo Tri Ha 31歳、 Teunh Van Quy 29歳、PhamVan Thiy 22歳。女性をLam Thi Dani 23歳と特定した。有罪判決を受けた場合、彼らはそれぞれ15年から30年の懲役に直面する。
同警察官は、彼らがプレアシハヌーク州Prey Nop地区で1月30日の午後11時30分頃に逮捕されたと述べた。逮捕時、手錠をかけられた3人の被害女性をプノンペンからプレアシアヌク州に車で輸送中であった。被害者によると、彼女らは「1月13日にプノンペンのO' Russei地区で6人の容疑者に捕らえられ、不法に監禁された」と述べた。「容疑者たちは、3人の被害者がプノンペンで閉じ込められている間、被害者の家族から35,000ドルを恐喝した」と被害者は語っているという。
6人ともプノンペン都プランピマカラ地区の賃貸住宅に住んでいた。
逮捕後、警察は車に手錠をかけられた3人のベトナム人女性を救出し、「3人の犠牲者は後にカンボジアのベトナム大使館を経由して彼らの家族に送られました。」と同警察官は述べている。
逮捕時、警察は容疑者からトヨタスタレックス車1台、ガスピストル2台、手錠11組、電気警棒2台、懐中電灯3台およびその他の関連資料を押収している。
続発の印象があるが、摘発・検挙は氷山の一角に過ぎない
中国マフィアの殺人事件容疑者逮捕に続くベトナム人誘拐グループの検問での逮捕だが、カンボジアの警察の能力言えば、続発する中国人が圧倒的に多い外国人犯罪だが、検挙されるのは氷山の一角でごくわずかなのだろう。
ところで12月末に地元メディアに顔写真付きで掲載された日本人詐欺グループ、「えっ、私知ってる!」といった在カンボジア日本人たちも気になるところだが、早々に逃げたのか拘留されたのか、寡聞にして聞いていない。
掲載写真:イメージ 囚人服の囚人 画像Khmer Times