マンゴー農園に隠れて麻薬の製造と流通を行ったとして、5人の中国系人が合同警察に逮捕された。
麻薬生産現場での取り締まりは、5月20日の夜、コンポンスプー郡プノンスルオチ郡イェイマオピッチニル自治区スラル村にあるチャムカースベイで行われた。当局は、逮捕された5人の中国人容疑者の身元を調査中のようで不明である。
マンゴー農園での麻薬密造といえば、過去にマンゴー農園内に造営された麻薬密造工場で台湾人麻薬マフィア関係者が逮捕されている。ここ事件では逃走中に警察との間で銃撃戦が起こっていることで、かなり大きな事件として知られている。
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今回の取り締まりは、検察官:Khay Samphorsの調整の下、麻薬対策部門・副所長:Serey Bot Satya少将が率いる合同チームによって実施されました。コンポンスプー地方裁判所の副知事と、麻薬撲滅のための国家機関・副事務総長:チム・シス・ボンリス中尉の参加を得て。捜索後、チームはすべての部屋を閉鎖し、倉庫をプノンスルオチ郡警察の検査官に引き渡してさらに調査しているという。
今回の事件及び逮捕者は、場所といい、中国系の密造者から以前のマンゴー農園事件の台湾マフィアの残りのメンバーである可能性が高い。
なお、台湾政府はカンボジアと犯罪者引き渡し条約を結びたいと願っているが中国の圧力によってカンボジア側は拒否、したがって台湾人であっても犯罪を犯した者は中国に強制送還される可能性がある。
掲載写真:逮捕された麻薬密造者 画像:Khmer Times