<異例!>首相 オミクロンの56の新期感染者を発表

フンセン首相は、カンボジアで一日当たり新規感染者のオミクロン症例56が検出されたと発表した。同発表は、フリーダムパーク近くの国道5号線のフライオーバー建設のための起工式で、市民にCOVID-19に引き続き警戒し、中国とベトナムの新年の間に安全ガイドラインを遵守するように呼びかけた時に触れられた。フンセン首相がオミクロン症例の具体的な数値に触れることは異例である。

首相は、「デルタやアルファ株はなくなり、オミクロン株だけが残っている。現在800を超える症例がありますが、オミクロンに対するワクチンは中国のワクチンであるSinovacとSinopharmであるという国際的なメディアの報道があります」と述べ、こういう時には海外報道を引用する。それもいったいどこのメディアかという紹介はなされませんでした。

さて公式発表では、昨日の新規COVID症例の合計(PCRテストによって診断された)は56であり、すべてのオミクロン株症例であった。カンボジアは、計56症例であるが市中感染47の新しいコミュニティと輸入症例9つ記録したという。既に市中感染が大幅に上回っている。

カンボジアは現在、オミクロン株の914例、輸入481例、コミュニティ433例を記録しているが、常識的にここ1週間でオミクロン株の市中感染が入国検疫を上回っていると言える。特にこの4日間ほど、公式発表ですら前週の2倍以上のオミクロン症例を発表している。

中国正月がどう終わるか、カンボジアの政府は実のところ戦々恐々と見守っている。

掲載写真:国道5号線のフライオーバー建設のための起工式での首相スピーチ 画像:Khmer Times

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