既に12月6日付で在カンボジア日本大使館より<注意喚起>として在カンボジア日本人宛に下記のメールが配信されています。ご熟読の上、ご自愛ください。
「カンボジアにおけるオミクロン株感染例発生等に備えた注意喚起」
カンボジアでは国内のワクチン接種率の向上などにより新型コロナウイルス感染症の新規感染者数は低いレベルで推移しており,これに伴い入国時の水際対策や感染防止措置も大幅に緩和されています。
一方で,先月下旬より世界各地でオミクロン株の感染事例が報告されており,WHOが同株を「懸念される変異株」に指定したことを受け,日本政府も外国人の入国制限や同株感染例が確認された国・地域からの入国者に対して入国後の待機条件を厳格化するなど,国内での同株感染拡大を阻止する各種の措置を導入しています。
【ご参考】厚生労働省ウェブサイト:https://www.mhlw.go.jp/content/000860773.pdf
カンボジアにおいては,現時点でオミクロン株への感染例は確認されていませんが,感染例が確認された場合,カンボジア政府や各自治体が新たな水際対策や感染防止措置などを急遽導入する可能性があります。
現時点で当館として何ら具体的な情報に接しているわけではありませんが,過去には飲食店,食料品店,教育機関などの閉鎖,州外や市内の移動制限,入国後の指定施設での隔離などが実施されており,それと同等またはそれ以上に日常生活に大きな影響が出る措置の導入も考えられます。
また,カンボジアにおける感染状況次第では,日本政府がカンボジアを「オミクロン株に対する指定国・地域」に指定し,カンボジアから帰国・上陸する際に一定期間(3日,6日または10日)検疫所が定めた施設で待機することを義務づけられる可能性もあります。
(※本日現在,カンボジアからの渡航者に対する日本入国時の措置は,自宅等における14日間の待機のみです。韓国など「オミクロン株に対する指定国・地域」指定国を経由して帰国する場合でも,経由国で入国しない限りは最初の出発地を基に入国時の措置が決められる運用になっており,この点当館から検疫所にも確認済みです。しかし,航空会社によっては運用内容の周知が徹底されておらず,チェックインなどの際に,韓国経由であることを理由に日本到着時に6日間指定施設で隔離する必要がある旨案内された事例も報告されていますのでご注意ください。)
こうしたことを踏まえ,カンボジアへ入国する際や日本へ帰国の際に,入国後又は帰国時の日程に影響が及ぶ措置が導入されることも想定し予定を計画することをおすすめします。
また,当地滞在中の方については,オミクロン株の感染動向次第では突然生活に影響のある措置が導入されることも念頭に置きつつ情報収集等を怠らないようにして下さい。
なお,カンボジア政府が生活に影響の大きい措置を発表する際は,当館からも可能な限り早くその内容等を領事メール等でお知らせいたしますが,発表のタイミングによっては内容確認に時間がかかり,皆様へのお知らせに時間を要することもあり得ますので,可能な範囲でご自身でも政府発表や報道などに注意を払っていただきますようお願いします。
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在カンボジア日本国大使館 領事班
TEL: 023-217-161
URL: https://www.kh.emb-japan.go.jp
e-mail: consular.jpn@pp.mofa.go.jp
在シェムリアップ日本国領事事務所
TEL: 063-963-801
e-mail: consuljp.rep@re.mofa.go.jp