<首相の怒り6> 国家警察・副参謀長を拘禁

17日 フンセン首相の怒りに油を注ぐような事件が報じられた。まさにダメ押しの象徴的な事件である

国家警察は軍組織で一般にアミ―ポリス(軍警察)などと呼ばれている。そのNo.2が封鎖措置規制違反でで逮捕されたゆゆしき事件である。

プノンペン市統一司令部クオン・スレン議長の指揮下にあるミエァンチェイ地区警察は、国家警察総委員会の副長官オン・チャントゥオク少将(副参謀長)、および飲酒パーティーをあえて組織した他の2つグループを拘束して手錠をかけたという。 

この事件は、カンボジア、特にプノンペンが多数の人々が<2月20日市中感染事件>に苦しんでいるときに発生し、2021年4月16日の夜、ミエァンチェイ地域スティエンミエァンチェイ地区ダムナックトムII村で起こった。

地元メディア:フレッシュニュースの協力者は、住民から情報を受け取り、フェイスブックに投稿した。その後、当局は地区警察に「集会をやめさせ、ダンスと歌のパーティーを組織したと伝えられている3人の男性に手錠をかけるよう」に命じたという。

ミエァンチェイ地区警察検査官の報告によると、「2021年4月16日金曜日の21:30に、ハウスNo. 58、Veng Sreng Street、Damnak Thom 2 Village、Sangkat Steung Meanchey、Khan Meanchey、国家警察の一般委員会の介入力を持つカーン警察検査官は、以下を含む3人の容疑者を逮捕した。」という。警察の発表によれば、逮捕者は下記の3人である。

Ung Chanthouk男性、45歳、賃貸住宅の所有者であり、少将のランクで国家警察の一般委員会の副主任として識別されます。つまり軍警察No.2である。

Lay Phearun、男性、28歳、Ung Chanthukという名前の主婦、そして、

Kok Khi、男性、35歳、UngChanthukの家の労働者。

当局が到着したとき、他の何人かは他の家にぶつかりながら逃げた、という。また報告によると、3人の男性は30人から40人の労働者と彼らの借家の住人を集めて、飲んだり、踊ったり、歌ったりしていた。よくあるカンボジアのパーティーである。

国家警察の副長官ともなれば、所謂敷地の広い高い壁と鉄扉のある豪邸であるはずだ。また事件のあったKhan Meanchey地域は、プノンペン都南西部の地域でその中の広範囲の地区が格段厳しい感染ホット区で封鎖されている、その近隣での歌え踊れのパーティーでまさに日頃の自己の地位に溺れた結果である。フンセン首相から副長官の少将剥奪が国王に奏上されるだろうという地元報道もある。

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