ロイター伝によれば、タイでは28日、新型コロナウイルス感染による1人の死亡が確認された。死者が出るのは約2カ月ぶりで当局は首都バンコクの娯楽業界の規制強化に動いた。当局によると、新たなクラスター(集団感染)により、28日の新規感染者は144人に達した、という。バンコクでは、バーやナイトクラブなどが1月4日まで深夜営業が禁止となった。
これを見るに12月20日に明らかななった首都バンコクに隣接するサムットサコーン県の水産市場での大規模クラスター感染以来、未だ国内感染が抑え込まれていないことを物語る。それでも、タイは国内の移動規制や迅速なウイルス検査と追跡調査により感染者は比較的低い水準の国である。
*掲載画像:ロイター掲載