カンボジア駐在フランス大使館は、1月7日にタイで悲劇的に殺害されたフランス国籍を持つ(二重国籍)カンボジア野党メンバーのリム・キムヤ氏の殺害を非難する声明を発表した。
フランス政府はキミヤさんの家族と親しい人々に心からの哀悼の意を表し、領事による援助が提供されたことを確認した。
大使館の発表によると、この悲劇的な事件を受けて、フランスはタイ当局が開始した捜査を熱心に監視し、この事件を取り巻く状況を徹底的に解明していく予定であると述べている。
カンボジアの元野党議員キムヤ氏は1月7日(火)の夕方、バンコクのプラナコーン地区にあるワット・ボーウォンニウェート寺院付近で射殺された。この事件を受けて警察は犯人の捜索を行っている。
タイ当局によると、発砲事件は、リム・キムヤ氏がカンボジアのシェムリアップからバンコクに到着した直後に起きた。同氏はフランス人の妻とカンボジア人の叔父とともにバスで移動していた。ワット・ボーウォンニウェート付近に到着すると、バイクに乗った犯人が近づき、車を停めて降り、発砲した後、プラ・スメン通りに沿って急いで逃走した。
掲載写真:殺害されたリム・キムヤ氏 KhmerTimesの掲載