
駐タイ・ロシア大使館は、タイとカンボジアの国境紛争でカンボジア側でロシア国民が傭兵として利用されているとするタイの一部メディアの報道を虚偽として強く非難した。
駐タイ・ロシア大使館は公式フェイスブックページに掲載した声明で、タイ・カンボジア国境紛争に参加するためにカンボジア側が雇った傭兵としてロシア国民が関与している可能性があるとするタイの一部メディアで流布されている報道に留意していると述べた。
このような根拠のない主張は、おそらく地域外から発信されたもので、観光客やビジネス目的でタイに滞在しているロシア国民の権利を侵害し、ロシアとタイの伝統的な友好関係を損なうことを意図しているように見受けられる、と説明している。
タイとカンボジアの紛争に関するロシア外務省の立場はよく知られており、2025年12月11日の記者会見で同省報道官が次のように繰り返し述べた。
「ロシアはタイとカンボジアとの伝統的な友好関係を維持し、協力を促進してきた長年の実績を持っています。私たちは、すべての紛争が平和的手段のみによって解決されることを望んでいます。」
掲載写真:駐タイ・ロシア大使館 Khmer Times掲載

