フン・マネ首相は、「カンボジアには依然として地雷や不発弾で汚染された土地が1,700平方キロメートルあり、その疑いのある地域に住む約100万人の国民が影響を受けている」と述べた。
首相10月19日(土)、ソカ・プノンペン・ホテルでカンボジア赤十字青年ボランティア4,742人と会談した際に演説し、
「約30年で、3,000平方キロメートル以上の土地を除染しました。現在、除染が必要な土地は1,700平方キロメートル残っており、地雷の被害を受けた地域には約100万人の住民が住んでいます。…これを概観すると、残っている汚染された土地はシンガポールのおよそ2.5倍の広さです」と強調した。
首相は、地雷除去活動と平和維持への支援を継続するよう国民に呼びかけた。
1992年にカンボジアで大規模な人道的地雷除去作戦が正式に開始され、包括的な地雷対策計画が始まった。過去30年間で、カンボジアは何百万もの地雷と戦争時の爆発性残留物を発見し、破壊し、かつては危険だった「地雷地帯」を「安全の地」に変えてきた。戦後30年以上たち、未だ戦争の傷痕は消えていない。
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