カンボジアのフン・マネ首相は宗派・宗教省に対し、ソーシャルメディアを含む不適切な宗教行為に対する措置を講じるよう求めた。
22日午後に行われた環境省の年次会議で演説した際、首相は宗派・宗教省に行動を起こすよう促した。
フン・マネ首相は、同省に対し、仏教、イスラム教、キリスト教を含むすべての宗教指導者と相談し、個人の利益のために宗教を利用したり、国民を誤解させた事例を調査するよう提案した。
「私たちは宗教の権利と自由を尊重しますが、すべてはそれらの宗教の法律と核となる価値観に従わなければなりません」と首相は強調した。
首相は、宗教の大小に関わらず、国民は核となる価値観を持つ宗教を信奉することを選択できると語った。また、すべての宗教信者に対し、異なる信念を持つ他者を侵害したりせず、共に働き、調和して生きるよう奨励した。
掲載写真:カンボジア国営通信