
フン・マネ首相は、「ドナルド・トランプ米大統領の仲介による和平合意にもかかわらず、昨年の衝突の後、タイ軍がカンボジア領土を不法に占領している」と述べた。
首相は、19日ワシントンDCで予定されているトランプ大統領提唱の平和評議会の第一回会合に出席するため米国を訪問中、18日ロイター通信との独占インタビューに応じ、タイに対し、紛争中の国境地帯での合同国境委員会の活動再開を認めるよう求めた。
同氏は、2025年12月27日の停戦合意により戦闘が終結した後も、新たに設立された和平評議会が「脆弱」とされる国境沿いの緊張緩和に貢献できると期待を表明した。
2025年にタイがカンボジアの領土保全に対し2度の武力攻撃を開始したことを想起した。最初の攻撃は「7月24日から28日、2回目の攻撃は12月7日から27日であった。戦闘は停止したものの、タイは係争地域において障壁の設置や建設工事など、活動を継続しており、カンボジアはこれを主権侵害とみなしている」と述べた。
政府は外務国際協力省を通じて正式な抗議を申し立て、国際法に従い国家主権と領土保全を守るという決意を改めて表明した。カンボジアは、武力行使や不法占領による国境線変更の試みを一切認めないと述べた。
*タイは12月の停戦段階での最前線を国境と見なしている。タイの実効支配地に関して、譲る気配がない。ソ連・ロシアによる日本の千島列島(国後、色丹島)、韓国による竹島、中国による西沙、南沙諸島の実効支配地、いずれも主権を主張する国に対して譲る気配はない。
掲載写真:Khmer Times掲載

