首相が発言、交通事故現場で犯人を逮捕を 逃げ得は許さない!

フン・マネ首相は警察に対し、ひき逃げ事故に巻き込まれた者を逮捕するよう命じた。

「被害者、目撃者、証拠が揃っているので、その場で逮捕することができます。命令を待ってはいけません」とフン・マネ氏は12月21日、環境省の2023年の成果と2024年の方向性発表式典の司会を務めながらこう語った。

首相の命令は先週男性が死亡したひき逃げ事故を受けて発令された。この事故はソーシャルメディア上で国民の怒りを呼んだ。要は首相は、「これからは逃げ得は許さない」という姿勢を明確にした。今までのように交通事故で運転手の逃亡や事故をその場の示談で済まされず、先ずは交通事故にかならず警察が介入し、警察署で調べることが、義務になった。従来民事不介入であった警察はそれでは済まなくなり、悪質な加害者は刑事責任を問われることになる。今後、いっそう交通事故の取り締まり、罰則が強化されることが予想される。

*下の記事が首相に厳しい指示へのきっかけであるが、政府部内で交通事故の運転手逃亡禁止、警察不介入の場合にお金で払って悪質運転者が罪を免れる現状について議論を重ねてきた結果によるものであろう。

掲載写真:Khmer Times

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