首相、知的財産の保護と著作権保護の取り組み強化を要請

フン・マネ首相は、「文化芸術省および関連機関は盗作を防止するために知的財産、著作権、および関連する権利に関する取り組みを強化する必要がある」と述べた。

同氏は、2024年3月7日にダイヤモンドアイランド・コンベンション&エキシビションセンターで開催される第26回カンボジア国民文化デーに言及し、技術の進歩と国際協力に合わせて関連する法的枠組みの修正を求めた。

これは、要請といっても、なかなかこの国では難しい問題であるが、グローバル基準が徹底されないと国家の近代化はおぼつかない。政府が改めて本気の取り組み姿勢を首相自らしめしたのは、大きな一歩である。車、バイクのナンバープレートの偽造品から市場の本屋での本など、いずれもオリジナルではなくコーピー本が堂々と売られ、国家試験のコピーが学生に容易に手に入る国であるからだ。

フン・マネ首相はさらに、「産業、文化、イノベーションにおける国内外の協力を成功させるためには、当局者、アーティスト、関係者は学習に取り組み、経験を積み、パートナーと協力してスキルを向上させる必要がある」、「さらに、新技術の研究、出版、利用も強化されるべき」と付け加えた。

この機会に、首相はまた、「文化芸術省がアーティストとの直接協力を強化し、新しい芸術作品、パフォーマンス、音楽、映画、ビデオ、およびその他の文化的取り組み及び文化的追求におけるアイデンティティ、職業倫理、競争力を維持することの重要性」を強調している。

フン・マネ首相は、侵入、土地売買、違法発掘は国家遺産に有害であると考えており、文化芸術省と関連機関に対し、あらゆる形態の遺産を保護するための啓発、防止、最も厳格な法的措置を継続するよう求めている。

また、「あらゆるレベルの関連省庁、機関、地方自治体に対し、全国の寺院、史跡、仏塔、何世紀にもわたる建造物の保護と保存に引き続き警戒する」よう指示した。

掲載写真:フレッシュニュース

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