首相、国民皆保険に向けた12カ年計画を発表

フン・マネ首相は、国民全員が公平に医療を受けられる(国民皆保険)ようにするための大きな一歩として、2024年から2035年までのカンボジアにおけるユニバーサルヘルスケアカバレッジのロードマップを正式に発表した。

この発表はプノンペンのソカホテルで行われ、世界保健機関(WHO)加盟国とともに、国民に経済的障壁を課すことなく質の高い医療を提供し、世界の持続可能な開発目標に沿うというカンボジアの決意を強調するものである。

フン・マネ氏は、綿密に詳細に書かれた12カ年計画の概要を説明し、その3つの中核目標を強調した。

それは、社会医療保険の適用範囲を現在の14%から人口の80%に拡大すること、必須の医療サービスを少なくとも国民の80%に拡大すること、医療費の自己負担を国民の総医療費の35%に削減することである。

「国民の健康と幸福はカンボジアの社会経済発展にとって極めて重要です」とフン・マネ氏は述べた。

同氏は、政府が人的資本開発に重点を置いており、非感染性疾患の削減と生殖、母子、乳児の健康の向上に向けた取り組みを優先していることを強調した。

首相は、健康と教育の相互作用を認識し、医療サービスの質、アクセスのしやすさ、手頃な価格の重要性を強調した。

また、首相は、人的資本を強化し、全国のすべての人々の健康状態を改善するために、医療費を補助する仕組みを考案する必要性を強調した。

フン・マネト氏は、説明責任と効率性の必要性を強調し、野心的な新しいロードマップを実施するために関係省庁や機関が効果的に協力するよう求めた。

彼はプロジェクトの権限を経済財務大臣のアウン・ポルンモニロットに委任し、指定された小委員会を通じてロードマップの実施を監督し調整するよう依頼したという。

いよいよ、カンボジア政府も国民皆保険制度に取り組みことになるが、その制度が信頼におけるものになりには、国民皆保険の実現が国民にとって真に役立つためには、制度の手続きに国民が不透明な金銭を公務員が要求しないこと(公的機関のあらゆる分野の根付き、国民にタカル汚職構造の払拭)、医療の人材、特に能力のある医師(中間層以上は基本的にカンボジア医療レベルや医師のレベルに信頼がおけず、余裕があれば病人をバトナムやタイの病院へ運ぶ)の育成や、モラルとホスピタリティのある看護師の育成が欠かせない

掲載写真:Khmer Times

 

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