
来月のクメール正月に故郷に帰る人々の旅費を軽減するため、フン・マネ首相はプノンペンのクオン・スレン知事に、帰省者を故郷まで運ぶ無料バスを手配するよう依頼した。
フン・マネ氏は21日、プノンペンのプレミア・センター・セン・ソクで開催された2024年度公務員省年次総会の閉会式でこの発言を行った。
「クオン・スレン閣下、今年は来たるクメール正月の間、人々を故郷へ送るためにバスをご利用ください。毎年のように準備してください」と首相は述べた。
「昨年、私たちは何十万人もの人々を故郷へ輸送しました。これまでの手配にとても感謝しています。ですから、今年も引き続き、より多くのバスを準備してください。台数が多くても少なくても、私たちは人々の移動を円滑にします。今年も、プノンペン市庁舎のバスを使って、人々を故郷へ無料で輸送し続けます」とも付け加えている。
昨年、プノンペン都当局は4月12日から17日までの6日間にわたり、455台のバスを使って人々を無償で輸送した。この6日間で、8万人以上の労働者と住民が無料バスを利用してプノンペンから地方の故郷まで移動し、クメール正月のお祝いを楽しんだ。
バス利用者数が最も多かったのはシェムリアップとバッタンバンの2州で、シェムリアップでは約2万5000人、バッタンバンでは1万人以上が利用した。
掲載写真:Knmer Timesに掲載