首相、カンボジアへの中国投資に対する外国人の懸念に触れる

カンボジアのフン・マネ首相は、「カンボジア¥のシアヌークビル州への中国投資家の投資を認めれば主権の喪失につながる可能性があると一部の外国人が以前から懸念を表明していた」ことを明らかにした。

首相は「外国人投資家の懸念を確認しているが、カンボジア政府には何が有益で何がそうでないかを見極める十分な能力がある」と断言した。

これは、首相がプノンペンのプティサストラ大学の卒業式で行われた発言の一部である。

「カンボジア王国政府は沿岸諸州を開発を強化し、これらの州を国の潜在的な宝石(富)に変えるために一連の措置と政策を実施してきた」と首相は付け加え、この機会にフン・マネ首相は、カンボジア人が自国を愛し、人材を強化し、世界に関与する必要性を強調した。さらに首相は、「カンボジアの孤立は現実的に不可能であり、領土や主権を失うことは政治的自殺行為だ」と付け加えた。改めて対外向けにカンボジアの中立、独立の維持を強調した形である。

つまり、中国以外の外国人投資家の懸念は理解するが、「カンボジアが主権を売り渡すことはあり得ない」と懸念の払拭に決意を表明し、更なる中国以外の外国人の投資を呼びかけたものである。

掲載写真:フレッシュニュース

おすすめの記事