首相、イスラエル在住のカンボジア人学生に緊急避難所を命令

フン・マネ首相は、ハマスとイスラエルの戦闘が10月17日現在、11日連続で続いているガザ地区から約300キロ離れたイスラエルに住むカンボジア人学生452人のために「緊急避難所の設置」を10日に指示した。

政府報道官のペン・ボナは10日、「ガザ地区の状況の進展が依然として不透明であるため、フン・マネ首相は、取り残されたカンボジア人学生のための緊急避難所をイスラエル当局と連携して設置し、万が一の事態に備えるよう当局に命じた」と述べた。

「一時避難所はイスラエル南部に位置し、エジプトとヨルダンと国境を接し、ガザ地区からは約300キロ離れている。政府はまた、学生全員が新しい地域に移動する際の交通手段、宿泊施設、食事を提供する予定です」と同氏は語った。

同氏はさらに、「昨日の時点で、学生全員がオンライン登録を行って、学生同士のコミュニケーションを図るとともに、当局が学生を監視できるようにしている」、彼らは現在、さまざまな地域や場所にいますが、全員安全で、仕事と勉強を再開しています。」と述べている。

「学生らは『今さら移転する必要はない』と言っていた。彼らによると、新しい地域は現在の場所から遠く、緊急避難所に行くのが難しいとのことです」と同報道官は付け加えている。

フン・マネ氏はまた、すべての学生に対し、自らの安全を確保するためにイスラエル当局の指示に従うよう呼び掛けた。

掲載写真:イスラエルのカンボジア人学生、安全な場所に避難 フレッシュニュース

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