首相 7日の新規コロナ感染者0 歴史的な日と発表ー但し保健省把握の数ー

これは、カンボジア政府が脱コロナ規制の宣言と受け取れる

「カンボジアが新規COVID-19感染を発見しなかったことを、7日は2021年2月20日以来初めてであると、すべての同胞に伝えることを光栄に思います」と首相はその声明の中で述べた。

「明日でも、新しい症例が見つかる可能性があります。少なくとも、数百日のうち、新たな感染がゼロになる日があります。」と付け加えている。首相は、COVID-19のパンデミックとの闘いにおける、すべての保健官、あらゆるレベルの当局、軍隊、特に各個人の努力と貢献に成功した述べている。

彼は国民に再び訴え、健康安全規則を守り続けることで身を守ると、次のように強調した。

「義務的なマスクの着用は解除されていますが、政府は人々にマスクの着用を継続し、安全を遠ざけ、手を洗い、基本用量、3回目、4回目、さらには5回目の用量でワクチン接種を受けることを引き続き奨励しています。」

首相の声明は保健省の統計を根拠にしているようである。確かにカンボジア全体では感染者が減少しているが、高いワクチン接種率はカンボジアの誇るべきところだが、ワクチン自身の抗体は感染自体の抗体ではなく、感染者の重症化を防ぐ役割が高いということは、既に製造元と中国だけでなく、他のワクチン製造国や接種率の高い欧米や日本などではほぼ常識となっている。また、これはカンボジアにタイの特色だが、コロナ感染(特にオミクロン株)の時は、新規感染者たちが体調不良で市販の抗体検査で陽性となっても、自主的自宅療養で治療し、保健省等の期間にカンボジア人のみならず、日本人を含む外国人も届け出しない人が圧倒的に多い。だから保険省自体の統計数字は入院するほどの中等症以上の数値というのが、これまたカンボジアの住民内外で常識である。またコロナ療養施設に指定されているプノンペンのロシアン病院でのコロナ患者の死者が感染者の数に入れられ、死者数に入っていない、という噂が地元民ではまともに信じられているように保健省発表の死者数自体の数値が信頼を置けない。昨年、フンセン首相が新規コロナ患者数を現象させるよう統計数字を厳密にするよう指示が出た直後の10月1日以来の新規感染数の数値が急転直下したことは、保健省発表の記事を毎日掲載しているKhmer Timesの記事自体が発表内容に疑問を呈する始末である。

一日のコロナ感染の新規感謝者事態は、減少している。だが、それが保健省の発表であるなら、数値自体はしんらいできるものではないというのが、現状であろう。

要は、カンボジア政府が首相を通じて脱コロナ規制に舵を切った、ことを示す声明と受け取るべきであろう

同日、次のような記事がでている。

5月7日、タイ入国者のCOVID-19の輸入された10例すべてがカンボジア人

*下の記事を参考に

All 10 of Thailand’s imported cases of COVID-19 reported Friday came from Cambodia

掲載写真:イメージ 画像:Khmer Timesより

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