フン・セン首相は、ラマダンで国内および世界中のイスラム教徒のコミュニティのメンバーに祝辞と最高の願いを述べました。
*ラマダン(ラマダーン):今年の2022年は4月2日から5月1日までの期間のイスラム教徒の断食月とも呼ばれる行事である。「ラマダン(ラマダーン)」を、断食のことと誤って捉える人も少なくないが、ラマダーンとは、あくまでもヒジュラ暦における月の名である。ただし、ラマダーンという言葉が断食を今日では意味することも増えてきている。
この月において、ムスリムは日の出から日没にかけて、一切の飲食を断つことにより、空腹や自己犠牲を経験し、飢えた人や平等への共感を育むことを重視する。また親族や友人らと共に苦しい体験を分かち合うことで、ムスリム同士の連帯感は強まり、多くの寄付(ザカート)や施し(イフタール)が行われる[3]。
断食中は、飲食を断つだけではなく、喧嘩や悪口や闘争などの忌避されるべきことや、喫煙や性交渉などの欲も断つことにより、自身を清めてイスラム教の信仰心を強める。
ーWikipediaの「ラマダーン」の記述よりー
首相は公式facebookに3月31日
「カンボジアの王立政府を代表して、私と私の妻は、ラマダン祭が2022年4月2日に始まるので、国と世界のすべてのイスラム教徒のコミュニティに私たちの最高の願いを祝福し、広げたいと思います」と掲載し、
「平和の維持に積極的に貢献し、彼のリーダーシップと与党カンボジア人民党のリーダーシップを信頼してくれたすべてのカンボジアのイスラム教徒に深く感謝する機会を得た。」
なお、「COVID-19の脅威のために2020年以降のイフタールディナーのキャンセルについて理解を求めました。しかし今年は、宗教的な集会は許可されている」と付け加えており、「健康安全規則は尊重されなければなりません」と付け加えている。
カンボジアは公式統計(この統計自体がかならずしも当てにならないので、推計と受けとったほうが無難である。)では、仏教徒がカンボジアが約1500万人の人口の95パーセントを占め、イスラム教徒(ほとんどチャム族)が約30万人の信者がおり、約0.25%がキリスト教や先住民のアニミズム(精霊信仰)信徒となっている。
掲載写真:イスラム教徒のリーダーたちとフンセン首相 画像:Khmer Times