首相 日曜日の深夜からタイからの燃料とガスの輸入を全面的停止

フン・マネ首相は日曜夜、両隣国間の緊張が劇的に高まる中、同国は深夜からタイからの燃料とガスの輸入をすべて停止すると発表した。

「今夜深夜より、タイからの燃料とガスの輸入はすべて停止されます」と、フン・マネット首相は公式ソーシャルメディアに投稿した声明で述べた。また、カンボジアは国内需要を満たすために他国から燃料とガスを調達する十分な能力がある」、「カンボジアの燃料供給会社は国内の燃料とガスの需要を満たすために他の供給源から十分な輸入が可能だ」と投稿には記されている。

同発表は、カンボジア側でのフンセン上院議長とタイの首相の電話会談がSNS上に漏洩したため、タイ国内での政治危機を招き、プノンペンとバンコクの間の外交的、経済的亀裂が相次いだことを受けて出されたものである。また、亀裂の延長上に、カンボジアを拠点としているとされるサイバー犯罪活動に関するタイ当局からの最近の非難や、今週初めのタイ軍による主要な国境検問所の突然の閉鎖(これに対しカンボジアは同様の対応として同じ検問所を永久封鎖した)などが含まれる。

掲載写真:首相府

おすすめの記事