首相 州間移動を再開、閉鎖された観光地を再開、だが多くの場所で封鎖が続く。

カンボジア政府は、「レッドゾーン」として指定されたロックダウンされたプノンペンとカンダル州を除いて、旅行禁止を解除し、全国の閉鎖された観光リゾートを再開した。

政府は、新型コロナウイルス感染の蔓延を食い止めるため、4月6日に州間の旅行を14日間禁止してした。

このニュース、実に説明不足なニュースである。日々、500人以上の新規感染者が更新している時に、なぜか。地方自治体の首相も当然困惑するだろう。地元メディアは、どうも見出しだけが先走り、政府から流された内容を丸写しのような記事である

25日発表されたフンセン首相は、その声明の中で、「州間の旅行禁止が4月6日と17日に発効し、今では人々がある州から別の州に旅行できるようになった」と述べた。しかし、フンセン氏は「、ロックダウンされた地域、特にプノンペンとカンダル州のタクマウ市への出入りは依然として禁止されている」とも述べたという。

当然、ロックダウンが行われているプノンペン、カンダル州タクマウ市、シハヌークビル市、さらにはプノンペン都に続いたコンポンスプー州、そしてシャムリアップ市やポイペト市の地域限定封鎖などやベトナム国境のカンダル、スバイリエンなどのカジノ地域など多くの場所が封鎖されており、「州間旅行の解禁」だけを先走って受け取ってはない。先ず事前に情報を得たのちの移動をお勧めする。

翌日26日には、地元メディアの見出しを真に受けてこまるのか、フンセン首相は、「管轄区域に隣接する州でCovid-19が発生した場合、関連する州知事が協力して、それぞれの州内での州内外への旅行を制限または禁止する措置を課すことができる」と新しい指令を出した。難でもダメ押ししなけりゃ、自立性のない報道機関、政府も大変である。

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