首相 国連事務総長に「カンボジアは人権改善に躊躇しない」と言明

フン・マネ首相は、アントニオ・グテーレス国連事務総長との会談で、カンボジアは人権状況を常に改善しており、憲法に謳われている法の支配に基づく社会を構築し続けていると強調した。

24日に首相及び内閣府が発表した声明によると、フン・マネ首相は人権に対するカンボジアの姿勢を再確認し、同国における国連人権高等弁務官事務所の任務の更新についても強調した

同声明はさらに、「…東南アジアのどの国も人権事務所を認可していないが、政府を代表してフン・マネ氏は国連特別報告者事務所の任務の更新に署名した。これは人権状況を改善しようとするカンボジアの意欲を反映している」と付け加えている。

フン・マネ首相は23日(金)、代表団を率いてニューヨークの国連本部でグテーレス氏を表敬訪問した際にこの発言をした。

グテレス氏とフン・マネ氏はまた、カンボジアの国内情勢、開発の進展、国連平和維持活動への継続的な貢献について意見交換した。

グテーレス事務総長はまた、「カンボジアは常に貧困削減、法の支配の実施、双方にとって有利な方法での人権尊重に熱心に取り組んできた国連システムを信頼すべきである」と述べた。

これに対し、フン・マネ氏はグテレス氏に対し、同氏の指導の下、カンボジア政府は変更なくその政策と国連との協力を継続すると述べた。

掲載写真:Khmer Times

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