首相 ウクライナに関する中国の和平提案への支持を表明

フン・セン首相は、「ウクライナとロシアの紛争を終結させるための中国の 12 項目の和平案に賛成と支持を表明し、この提案はカンボジアの立場に合致する」と述べた。

中国は2月、ロシアのウクライナ侵攻を終わらせるためのに12 項目の和平案を提案し、すべての関係者にその提案を検討するよう求めていた。

2月3日(金)に平和宮(旧閣僚評議会ビル)で開催された外務省の年次総会の閉会式で、首相は、「カンボジアは法の支配と国の核心的利益に基づく独立した外交政策を順守している」と述べた。

続いて「ウクライナ戦争から1周年を迎えるにあたり、中国はウクライナ戦争終結のための和平を求める上で主導的な役割を果たし、12項目の提案を行った」、「カンボジアは、主権国家間の関係、領土保全、政治的独立のルールである国際法、国連憲章の尊重を求めているため、中国の12項目の提案を支持している」と述べた。

首相はまた、「中国の提案は軍事的敵対行為の終結を要求している」と述べ、「停戦は戦争終結に向けた最善の手段だ」と強調している。

フン・セン氏は、カンボジアはすべての利害関係者に対し、「中国の和平提案を慎重に検討して戦闘を止め、人々の苦しみ、財産、インフラの破壊を終わらせ、平和を取り戻すよう訴えた」と述べている。

掲載写真:Khmer Times

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