長期予報 暑い国は、さらに暑くなる

既にカンボジア全土が乾季の中で最も過酷な季節である<暑季>が始まっている。文字通り灼熱の季節を例年の5月下旬まで、我慢で耐える季節です。

このたび政府が出した警告では、「カンボジアの一部の地域では平均気温よりも高い気温が『異常な暑さと少雨を引き起こす可能性』があり、国民は注意する必要がある」と述べている。

水資源気象省:ウルン・チャンタ次官は3月3日、「カンボジアが直面している干ばつ状況はエルニーニョ現象によるものだ」と述べた。

同省は「過去に国民、特に農民に対し、水不足に備えるために日常使用用の水を節約し、特定の作物への水を減らすよう指示を出してきた」と付け加えた。同省はまた、「乾季米を栽培する農家を救うために地方自治体と協力して追加の水を提供しており、現在全国10州で既に農家を支援している」と述べている。

今年は農業に必要な水の量が昨年に比べて増加しており、予想を超えて課題も生じているという。

同省は2日(土)、2024年3月から4月にかけて70%を超えるエルニーニョ現象が太平洋周辺地域に影響を及ぼし続けるとの2回目の長期天気予報を発表している。

こまめな水分補給と屋外での作業を控え、長時間の場合は帽子などの日除けを活用して熱中症に備えてください。

掲載写真:イメージ

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