1日朝、プノンペン郊外の静かな高級住宅街に4人の銃器強盗、銃撃戦後に軍警察の特殊部隊憲兵隊によって4人の強盗の全員が射殺された。同事件は、プノンペン都センソック地区にあるボレイアンコールが分譲した高級住宅街の邸宅で起こった。AKアサルトライフル(自動小銃)と2丁のピストルで武装した強盗のグループは、夫と妻、その子供たち、その家政婦2人の住む邸宅に「100万ドルを強奪する」ことを計画して侵入した。家族4人と家政婦さん2人は全員無事だった。当初、犯人グループは、誘拐によってお金を奪う計画であったという。この事件、Phnom Penh Gendarmerieという名の軍警察の公式facebookによると、どうやら事前に警察に強盗計画が漏れていた形跡がある。被害者が誘拐・強盗犯の計画を事前に知っていたので、警察に事前に保護を求めていたと軍警察関係者が述べたと地元メディア:Phnom Penh Postは報道している。
*上記の動画:3月1日朝の4人銃器強盗、軍警察特殊部隊が犯人を全員射殺。まるで米国映画のようだが、よく観ると事件後の軍警察の「再現動画」である。
同事件で強盗の4人組は軍警察と対峙したとき、降伏勧告を拒否して当局に発砲したため、警察はすべての強盗を殺害した、という。
2日夕方の続報によれば、センソック地区軍警察の副司令官:ヌオン・ファリー少佐は、4人の容疑者のうち2人:Oem Sovannarith(21歳)、首謀者、Rey Pisey(30歳)と特定したという。被害者宅はMao Hourの自宅で、彼はElectricite du Cambodge(電力庁)で働く公務員である。なお、軍警察の関係者によると、犯人の一人:Oem Sovannarithは、2019年にMao Hour氏の運転手であったという。
本サイトの掲載動画:2月13日投稿の「<動画:これは訓練ではない!> 首都の高級1等地の中州(プッチ島)で中国人グループが銃撃戦」と見比べるとよく解る。上掲の動画「これは事件後の訓練である」となる。