カンボジア鉄道の北線で石油を積んだ列車が脱線し、石油が流出して線路が損傷した。
公共事業運輸省のフォン・リム報道官は、8月16日午前11時頃、プノンペンからバッタンバン州ボンプリンへ向かっていたテラ石油列車が鉄道線から脱線したことを確認した。
事故はバッタンバン州バッタンバン市トゥール・タ・エク自治区トゥール・タ・エク村の線路PK274で発生した。
同報道官:フォン氏は、事故は滑りやすい線路が原因で発生し、石油タンク列車4台が転倒し、そのうち3台から油が流出し、線路70メートルが損傷したことを確認した。なお、この事件で負傷者は出ていない。
警察と当局は直ちに現場に到着し、緊急援助を行った。
報道官:フォン氏は、ロイヤル社が石油を汲み出すために掘削機2台とテラ社のタンカー数台を派遣し、消防車も準備したと説明を付け加えた。
当局は現場を封鎖し、住民が鉄道に流出した石油に近づくことを禁止している。二次災害と住民による石油盗みを防止する措置である。
掲載写真:公共事業運輸省

