
カンボジア郵便局で違法薬物が発見され、日本向けの荷物で中国人麻薬密売人2名が逮捕され、2kgのメタンフェタミンが押収された。
7月3日、ワットプノンにあるカンボジア郵便局のX線専門家が、カンボジア郵便局から日本に送られた2つの荷物を検査し、透明で白いメタンフェタミン2.164グラムを発見した。
その後、警察はプノンペン市ルッセイケオ地区トゥールサンケ1番地105番地にあるスカイツリーコンドミニアムの容疑者の部屋を捜索し、麻薬関連の道具やクリスタルメタンフェタミンのサンプルを発見した。
当局はその後、TACOとしても知られる44歳の中国人男性のYANG JIA XU、37歳の中国人男性のLIN CHENG TSUNG、そしてカンボジア人の女性の3人の容疑者を尋問のために逮捕した。
TACOとしても知られる容疑者のヤン・ジア・シューは、2024年に中国と台湾の国境を越えてカンボジアに不法入国したことを自白した。
当局は、上記の麻薬事件に関与した共犯者を依然として捜査中である。
検察は事件を受理し検討した後、2025年7月3日にプノンペン市ダウン・ペン・カーン、ワット・プノン・サンカットのカンボジア郵便局(ワット・プノン)とプノンペン市ルッセイ・ケオ・カーン、トゥール・サンケ1・サンカット、105番地、26階B-2601号室にあるスカイツリー・コンドミニアムにおいて、刑法第29条、麻薬取締法第40条、移民法第28条に基づき処罰される共謀罪で、上記2名の容疑者とその共犯者を起訴することを決定した。
カンボジア人女性は起訴するのに十分な証拠がなかったため、検察により釈放された。
確かにカンボジア郵便局は腐敗にまみれているが、だからといって郵送はカンボジアをすり抜けても、日本の税関検査でほぼ100%見つかる。
犯罪組織とは思えない初歩的な手口、素人の中国人とも疑われるし、さらに受け取り側の捜査が情報が共有されていれば、日本の警察、税関が動くであろう。
掲載写真:プノンペン中央郵便局

