3月22日午前、保健省の発表によると<2月20日市中感染事件>関連で新規感染者71人を確認。その内訳では、カンボジア人67人(女性43人)である。
場所別感染者数では、プノンペン都28人、プレアシアヌークビル32人、コンポントム州で5人、カンダル州で3人、プレイベン州で1人、シェムリアップ州で1人、ケップ州で1人である。同事件関連での感染者累計1187人となった。
「中国人、ベトナム人から」から「カンボジア人から2次感染増加」に
・22日の感染状況は先週あたりから、カンボジア人の感染者確認が外国人(中国、ベトナム、タ イ人)を上回る日が増えている。感染が中国人関連からカンボジア人同士の2次感染が増えているようである。もはや「外国人お断り」なんていう店は意味がない。
・プノンペン都、身近に感染発生=封鎖場所を見るようになった。
・プレアシハヌークビル州が再び急増。
・新たにケップ州での感染者を確認。1都10州に拡大。州境の検問はどうなっているのか。
・報道の混乱は保健当局の混乱にある。それだけ医療状況の逼迫が危機的になっている。昨日も感染が確認された7人が入院待ちということがあった。
さらに入国検疫でインドネシア人2人の感染が確認された。これでまたカンボジアでの累計総数1753人に達した。
*<2月20日市中感染事件>関連の感染情報ですが、昨日のような報道の誤りで10人も感染者数が変わるというような状態が起こっており、ここに来て、午前と午後の報道の矛盾や午前の報道より詳細情報が入るといったことが同じ地元メディアで起こっており、できる限り公認情報であっても精査が必要です。そのため、前日の感染状況は本サイトでも午後になって訂正せざる得ない状況です。それだけ感染状況は深刻で政府当局も状況の対応に追われている感があり、それが報道にも反映されています。従って本記事は訂正して午後、夕方に再度投稿することがあります。