内務省麻薬対策局の警察は自称「製薬会社」を名乗る会社を捜索し、ベトナム人2人と中国人2人を逮捕し、覚せい剤約60キロと麻薬製造原料300キロ以上を押収した。
内務省麻薬対策局キョン・サラート氏は、ベトナム人男性2人をレ・ミンフイ(23歳)とチョウン・ゴック・ファク(21歳)、中国人2人をシェ・ジエ(25歳)とペイ・ペイ(31歳)と特定している、と述べた。
同氏は21日、プノンペン都ミエンチェイ地区チャク・アングレ・クロム自治区プレク・タロン3村に住む男性から「バイクで物資を運ぶ中国人グループの不審な行動を頻繁に目撃した」との通報を受け、12月10日に夜に捜査が始まった。
通報を受けた麻薬取締警察はプレク・タロン3村のフンセン大通り沿いに配備され、容疑者の行動を監視した。12月19日午後6時半頃、多くの小さな箱を運ぶバイクに乗った容疑者2人が警察の検問所付近で発見された。
警察は男たちを呼び寄せ、箱を調べたところ、中には多数の麻薬のパッケージが入っていたことが判明した。
以上のように「警察は麻薬が押収された道路で容疑者らを逮捕した」
「容疑者らへの尋問により、警察はプレク・タロン3村の賃貸住宅に誘導されその夜、他の2人の男が逮捕された」と同氏は語っている。
また同氏によると、警察は製薬会社と称する賃貸住宅を捜索した結果、58キロ以上の麻薬と300キロ以上の麻薬製造原料、麻薬製造機械4台、携帯電話5台、オートバイ4台、その他麻薬関連資材を押収したと述べた。自称「製薬会社」は麻薬製造・密売の隠れ蓑であった。
同氏は、容疑者らは麻薬所持、密売、製造の罪で起訴されており、有罪となればそれぞれ終身刑に処される可能性があると述べた。
彼らは現在、内務省での尋問とさらなる捜査のために一時的に拘留されている。
警察が事件の捜査を終えた後、グループは法廷に送られる予定だ。
掲載写真:Khmer Times