警察 ラオスルートの麻薬密売摘発、タイ人2人を逮捕、450kg超押収

カンボジア警察は大規模な麻薬押収作戦を行い、2回の強制捜査で465kgのメタンフェタミンを押収した。

麻薬対策部(A4)の管轄当局は、同部副部長のプース・サンラスミー氏、同部副部長のケン・セレイ氏、プノンペン市立A4事務所所長のテップ・サンファン氏らは、プノンペン市裁判所の副検察官:ヴォン・サバス氏の協力を得て、8月8日に麻薬密売人の取り締まりを行った。

警察は、ゴールデン・トライアングル(タイ、ラオス、ミャンマーの国境が合する違法な麻薬栽培・密売地域として知られる)からラオスを通ってカンボジアに入る麻薬密売を取り締まる作戦を、プノンペン都ダンコール地区スピーン・トム区プレク・クレイ村のゲストハウスとセンソック地区プノンペン・トメイ区のゲストハウスの2か所で実施した。 

この捜索作戦中に、タイ人容疑者2人【サリー・チャロムラット(男性、1993年生まれ)とサヤン・タボン(男性、1989年生まれ)】が逮捕された。2か所の捜索で警察は465キログラムのメタンフェタミンを押収した。

タイ人2人は今後手続きを終え次、起訴されることになる。

今回の麻薬捜査は所謂(いわゆる)ラオスルートの麻薬流通経路の摘発の一つである。陸路では、ラオス以外、タイ、カンボジアの麻薬流通経路、さらに空路や海路を通じたルートもあり、カンボジア国内での麻薬消費以上に東南アジアの麻薬ルートのパブ拠点になっているのが、カンボジアです。空路での麻薬密輸が最もリスクの高い悪事となる。

掲載写真:警察提供

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