詐欺師が「有名人の顔」を使って偽の医療機器を販売

前保健省大¥::マム・ブン・ヘン氏は、ソーシャルメディアで現在、自身の宣伝と称して販売されている「糖尿病追跡腕時計」と呼ばれる製品は詐欺であり、本物の医療機器ではなく、広告では自身の肖像が許可なく使用されていると国民に警告している。

匿名のフェイスブック販売グループは、公立病院「テコ・サンテピアップ国立病院」の名前と、ブン・ヘン氏の写真を使用、そして彼の声を真似したAI音声を使い、血糖値、血圧、血中酸素濃度、心拍数を測定できると主張する製品(スマートウォッチ)を宣伝した。

「私はこの偽情報を全面的に否定します」と現在議員となっているブン・ヘン氏は述べた。

「彼らは偽のFacebookアカウントを作成し、人々を騙すために自社製品を宣伝しました。ですから私はすべての人に、こうした欺瞞的な広告を信じないよう呼びかけたいですし、製品を購入する前にはそれが合法かどうかきちんと確認しなければなりません」と付け加えている。

グローバルな情報化社会では、こうした日本で問題となっている池上彰氏、ホリエモンを騙って投資話の詐欺事件と同じようなものがいち早く登場した。

この5月には日本国内では大きな問題となり、こうした詐欺広告の削除を詐欺広告利用された本人がfacebookに申し入れても、対応しないというfacebook側の不誠実な姿勢が厳しく批判されており、法律化も検討され始めている。

犯罪は今や、ファッションの流行よりも早く拡散するような時代となったカンボジアである。

掲載写真:保健省報道官:コイバニー氏 保健省の提供

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