保健省・国務長官:ユーク・サンバス氏は、保健省の緊急対応チームがプレイベン州で鳥インフルエンザA(H5N1)に感染した人をさらに12人発見したことを確認した。
同国務長官は23日夜、プレイベン州 Sithor Kandal 地区Romlech 自治区Roleang 村で鳥インフルエンザ A (H5N1) による 11 歳の少女の死亡に続いて、声明を発表している。
この事件、「2014 年以来カンボジアでは初めて鳥インフルエンザの人への感染による死亡例」であり、カンボジアで人への 57 人目の感染症例です。それ以前に、鳥インフルエンザ感染関連の疑いで2005 年から 2014 年の間に、37人の死亡を報告している。
なお、同国務長官の声明によると、感染を確認した人々のうち4人が症状を示し始めたとも述べている。
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さらに感染者の発見が増える可能性がある
同長官は、緊急対応チームがプノンペンの研究所で分析のためにサンプルを採取し、その結果が本日(24日)発表されると付け加えました。
保健省は、緊急対応チームが事件の発生した地域の調査を続けていると述べた。
声明によれば、感染した少女が住んでいた場所の近くで「不規則な数の死んだ野生動物」が見つかったとも述べており、死んだ動物からのサンプルは実験室での検査のために採取され、同省はその結果を待っているという。
公衆衛生・専門家:Quach Mengly博士は、この病気には風邪(咳、発熱)に似た症状があり、治療しなければ生命を脅かす可能性が非常に高いと述べている。
「感染を防ぐために、病気の動物や死んだ動物に触れたり、食べたりしないでください」、そして「死んだ動物はきちんと埋め、その後はきちんと手を洗いなさい」と呼び掛けている。
鳥インフルエンザ A ウイルスのサブタイプ H5N1 (A/H5N1) は、インフルエンザ A ウイルス型のサブタイプの一つであり、ヒトや他の多くの動物種に感染し、病気を引き起こす可能性があるという。
同タイプは、鳥インフルエンザ ウイルス HPAI A(H5N1) と呼ばれ、H5N1 の鳥への適応株は、一般に鳥インフルエンザ (「鳥インフルエンザ」) として知られる H5N1 型の鳥インフルエンザの病原体です。特に東南アジアでは、多くの鳥の個体群に見られるタイプとのことです。
なお、24日午後2時過ぎの最新ニュースでは、鳥インフルエンザ感染で死亡した少女の父親の感染が確認されたという。
掲載写真:イメージ 画像:Khmer Times