仮面武装団囚人強奪事件では8人目の容疑者を逮捕したが、事件の首謀者の麻薬犯罪囚人は国外に逃亡中である。
麻薬犯罪捜査を担当する国家警察副本部長のモク・チト将軍は、警察は昨日、外国人ヘロイン密輸業者を釈放するため、先週シェムリアップの歯科医を武装襲撃した事件でさらに台湾人の容疑者1人を逮捕したと述べた。
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容疑者は、シェムリアップ刑務所で麻薬密売の罪で懲役52年の有罪判決を受け服役中の中国人を脱獄させるため、米国から一緒にやって来た、組織された犯罪グループのもう一人のメンバーだった。警察によれば、この男性は台湾国籍のチェン・シン・ハンと名づけられている。警察がプノンペンの賃貸マンションを強制捜査した後、容疑者が逮捕されたと述べた。
先に7人の米国籍の雇われ犯罪者(いずれも米国での前科者)が逮捕され、そして今回、8人目の容疑者(台湾籍)が逮捕された。どうやら台湾マフィアも絡んだ国際麻薬マフィアが絡んだ事件の可能性が濃厚になった。首謀者である麻薬犯罪の囚人は、既に国外に逃亡中である。カンボジア国家警察は、囚人の逃亡先の国を把握しているというが、その国名は明らかにされていない。
掲載写真:逮捕された台湾国籍の容疑者 国家警察の提供