絶滅の危機に瀕している危惧種:センザンコウを密売した男が8月1日、警察に逮捕された。
警察は今朝、2020 年 8 月 1 日午前 11 時に、コンポンスプー州チャバーモン市ロカ ・トムペアック自治区クランポル テップ村で密売者を逮捕しました。
反経済犯罪局の局長: Heng Samach 氏は、野生動物の取引に関する調査の後、警察が Tom Pheak を急襲したと述べた。その男は、絶滅の危機に瀕している 2 匹のスンダセンザンコウと一緒に発見されたという。
「世界自然保護基金によると、東南アジアのスンダセンザンコウの個体数は、漢方医療目的の狩猟が盛んになったため、過去 15 年間で 50% 以上減少したと考えられると報告している」とワイルドライフ アライアンス」創設者兼 CEO である Suwanna Gauntlett 氏は述べている。
東南アジアのスンダセンザンコウの個体数は、医療目的の狩猟が盛んになったため、過去 15 年間で 50% 以上減少したと考えられています。実際、センザンコウは野生生物の違法取引で最も重宝されている動物の 1 つです。野生では、秘密主義のスンダセンザンコウは、アリやシロアリの夜間の採餌中にめったに観察されません。個体数の明確な推定値は不明ですが、スンダセンザンコウは定期的に密猟者から押収されているため、カンボジアの広い地域、特にカルダモン山脈やモンドルキリの東部平野景観の森林に生息しているに違いありません。ー世界自然保護基金の公式Webサイトよりー
容疑者は尋問のためにコンポンスプー州警察委員会に送られた。
こうした漢方医療用によるセンザンコウ狩りと密売は、毎年のように摘発されているが、摘発されるのは密猟者か国内の密売人である。肝心の中国に密輸出する密売組織の摘発はほとんどない。要は末端の摘発であって、中国国内での盛んな野生動物の密売にカンボジアも絡んでおり、それを組織している中国組織には手が付けられていないのが現状である。これもまた中国人絡みの犯罪なのである。
掲載写真:Khmer Times