米国男性、本国でカンボジアの子どもへの性的搾取と児童ポルノの罪で20年の実刑

インターネット検索履歴に「カンボジアの児童売春 2012」などの語句で見つかった米国国籍の男が、5人の子供に対する性的搾取と、児童性的虐待を描いた数千枚の画像や動画の受領・所持の罪で米国の連邦刑務所に20年の実刑を宣告された。

米国連邦検事局バージニア州東部地区は、バージニア州パーセルビル在住のレイモンド・リー・チャベス容疑者(70歳)が気候変動関連問題のコンサルタントであり、国連を含む国際的な顧客にサービスを提供していたと述べている。

その男:チャベス氏は2017年4月から2022年4月の間に、フィリピンの児童売春業者から、思春期前の子供5人を性的虐待および搾取するライブストリーミングウェブカメラショーを少なくとも15回購入したという。チャベス容疑者は人身売買業者と連絡を取り、性行為を放送する手配をし、携帯電話と外付けハードドライブでライブストリーミングの一部を録画したとのこと。

また2023年3月1日に自宅を捜索した際、州警察は児童性的虐待を描いた5,000枚以上の画像や動画が入った電子機器6台を発見した。容疑者チャベスはまた、自分のコンピューターを使って、児童売春や外国での性観光に関するインターネット検索も行っていたという。

2012年7月と8月に、チャベスは「カンボジアの児童売春 2012」と「カンボジアでのザナックスとバイアグラの購入」を検索で登場するという。

同裁判所の文書によると、チャベス氏のパスポートには、2012年7月27日から2012年8月27日の間にカンボジアを訪問するためのビザが発行され、使用されたことが記載されており、そこでも性的搾取と児童ポルノ所持を繰り替えしていた。いわゆる典型的な性犯罪者で本国で20年の刑期判決は被告の年齢からいってほぼ社会と接触させない終身刑である。

掲載写真:バージニア州地方裁判所 Khmer Times転載

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