カンボジア軍(RCAF)のフォン・ピセン司令官は、人材育成、あらゆるレベルでの軍事訪問の交流、国境を越えた犯罪を防ぐための情報共有における支援を米国に要請した。
総軍情報通信副部長でRCAF報道官のトン・ソリモ少将は27日、「ピセン将軍も米国に対し、平和維持活動、国際人道活動、災害救援においてRCAFとの協力を継続するよう要請した」、「ピセン将軍は、カンボジア軍に安全保障と英語の訓練を提供し、またアメリカ軍が主催する会議に出席することによって、カンボジアとアメリカの軍事協力が最近進展していることを賞賛した」と同氏は述べた。
同発言は、ピセン将軍が26日(月)にRCAF総司令部でインド太平洋安全保障問題を担当する米国国防次官補ジェディダイア・ロイヤル氏の表敬を受けた後に明らかにされた。
同ソリモ少将は、「ピセン将軍がロイヤルの訪問を歓迎し、カンボジアと米国の良好な関係がさらに強化されると考えている」と述べた。
何かと齟齬が目立った米国とカンボジアの関係だったが、ここに来て米国とカンボジアの軍同士が会談を持った意義は大きい。
掲載写真: