米国、カンボジアへの1,800万ドルの援助を再開

外務・国際協力省のプレスリリースによると、米国は、今年の総選挙後に一時停止されていた米国国際開発庁(USAID)を通じてカンボジアに提供されている1,800万ドルの援助を再開することを決定した。

これは、9月22日、第78回国連総会の一般討論会の期間に行われた。ニューヨークでの国連総会でのカンボジア首相フン・マネ氏と米国国務副長官代理ビクトリア・ヌーランド氏との会談の成果の1つである。。会談では、二国間関係と協力を次のレベルに高めるための措置を模索することに焦点が当てられたという。

同会談のなかで、両国は米国からのカンボジア国民の本国送還問題について協議し、米国のヌーランド氏はカンボジアへの再定住手続きの迅速化を求めた。

マネ首相は、カンボジアの関連省庁が手続きを合理化し、よりスムーズかつ効果的なものにするだろうと答えた。首相は米国に対し、送還されるカンボジア国民、特に健康上の問題を抱える国民の世話をするよう要請した。

ヌーランド氏は、米国は在住カンボジア人の帰国について健康問題に配慮しており、首相の要請に応えるためにさらに努力すると述べた。

また、マネ氏のニューヨーク訪問を温かく歓迎し、同博士が第7国会議会の任務を担う首相に指名されたことを祝福した。

掲載写真:カンボジア国営通信

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