米国の姿勢を示す!ー中国の影響の強いカンボジアに武器輸出制限を課すー

商務省によると、米国は水曜日(12月8日)にカンボジアに武器禁輸と新たな輸出制限を課し、人権侵害と汚職、そして中国軍の影響力の高まりに対処した。バイデン政権が対アジア政策の一つとしてカンボジアの制裁を課す姿勢を示した形である。

ジーナ・ライモンド商務長官は声明のなかで、「カンボジア政府に対し、汚職と人権侵害への取り組みにおいて有意義な進歩を遂げ、地域および世界の安全を脅かすカンボジアにおける中国軍の影響を減らすよう努めることを要請する」と述べた。

商務省によると、新たな輸出制限には、カンボジアへの輸出と再輸出に対する最終用途とエンドユーザーの制限、および輸出管理規則の対象となる機密品目のカンボジア国内での国内移転が含まれます。国務省によって発行された武器禁輸に加えて、この動きは、軍事および民間の使用が可能なアクセスを制限することにある。

米国からの新たな制裁は、カンボジアの独裁化と中国の軍事的進出を認めないという決意をこめた警告を象徴している。2月にバイデン大統領と会談するため渡米するフンセン首相だが米国は当然、「カンボジアの独裁化と中国化」に触れるだろう。カンボジアのフンセン首相の米国訪問は、アセアン議長国として外交デビューでお土産は「ミャンマー報告」に要請は「債務を援助に」であろうが、出鼻を挫かれた形となった

PM asks Biden’s administration to convert wartime debt into aid

掲載画像:米国が中国の軍事基地化を懸念し、警戒を強めるプレアシハヌーク州レアム海軍基地。

画像:Khmer Timesより。

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