米国は、インドネシアの後任としてASEAN・米国対話関係の次期調整国となる準備を進めるカンボジアへの支持を表明した。
カンボジアは、ASEAN外相会議および関連行事の終了後、2024年から2027年にかけてこの役割を引き継ぐ予定である。同国はインドネシアから役割を引き継ぎ、同国はASEAN・ロシア対話関係のASEAN調整国としての現在の責務を終えることになる。
9月25日(水)曜日、ソク・チェンダ・ソピア副首相兼外務国際協力相はニューヨークでカート・キャンベル米国務副長官と二国間会談を行った。
カンボジア外務国際協力省(外務省 MFAIC)によると、会談では両国関係の継続的な進展に対する双方の満足感と、さまざまな分野での協力を深める相互の決意が再確認された。
また、カンボジアが国別調整国として新たな役割を担う準備を進める中、両首脳は特にASEANの枠組み内での多国間協力についても議論したという。
6月12日に外務省国際問題研究所で開催された「ASEANの文脈におけるカンボジアの外交政策」に関するフォーラムで、国務長官のクン・ポアック氏は、カンボジアの新たな役割においてASEANと米国の関係を強化するという目標を強調した。米国とカンボジアは「双方に期待がある」、「我々の任務は、ASEANと米国が特に経済関係の強化においてさらに協力できる機会を見つけることだ」と同氏は述べた。
チェンダ・ソフェア外相は、第79回国連総会の傍ら、フランスのジャン=ノエル・バロ欧州・外務大臣とも会談した。バロ外務大臣は、10月3日から5日までパリで開催される第19回フランコフォニー・サミットに意欲を示し、両国はサミットでさらに議論する予定である。
掲載写真:Khmer timesが掲載