バッタンバン州とバンテアイメアンチェイ州の両警察は、5月2日に軍用武器を所持していた3人の容疑者を逮捕した。3人はカンボジアからタイに武器を密輸する予定であったという。
3人の容疑者は、バンテアイメアンチェイ州モンクルボレイ地区ラッシークロク自治区ルオン Luong村に住むThorn Meng Kong(19歳)、Brolay Lous Loeu村のSambath Sreylin(31歳)、Chamkar Tadok村のSoam Channa(17歳)と特定されている。
3人の容疑者はラッシークロク自治区のRusseyKrok村のYeay Chrouth Srov Round交差点で逮捕された。逮捕時に容疑者たちは1,000発のAK-47弾を所持していたという。
警察が3人を逮捕した後、バンテアイメアンチェイ地方裁判所のKeut Vannarethの検察官の監督下で、モンクルボレイ地区の憲兵隊で尋問を受けた。容疑者は尋問中に、タイに武器を密輸する計画を立てていると告白したという。
警察は後に、当時タイにいたトーン・メンコングThorn Meng Kong(19歳)容疑者の叔母の住居を捜索し、50個の手榴弾、それぞれ51個のヒューズを含む5個の缶、1個のピストルと14個の弾丸、1個のGlock19ピストルと2個の箱(1箱は2個の弾丸)とその他の21の弾丸、3つの空のAK-47弾薬箱と5つのパッケージケースを見つけた。これら大量の弾薬、武器は何等の方法で軍から手に入れたものであろう。
容疑者と没収された武器は、さらなる法的手続きのためにバッタンバン州のバベル地区の憲兵隊に引き渡された。容疑者たちは、バッタンバン州の副検察官デュオン・サロンによると、尋問中であるという。
事件の詳細は、タイへ密輸出するという以外は警察発表では不明である。
掲載写真:逮捕された容疑者の一人 大量の弾薬と武器 画像:Khmer Times