「これは、あるある」と頷くお店経営の日本人店主が多いのではないか
店を開くや数日で、店は開いているが何度も制服警官が数人連れでやって来て「この店の広さなら消火器何本を置く必要がある。」「消火器設置は義務だが何本いつから置いてあるか。」など、と言って店主に制服のご威光で消火器を押し売りする行為が跡を絶たない。筆者もその姿を先々週目撃したばかりである。
何で制服警官が消火器売り?、消防の仕事もするの?という疑問があっても「カンボジアだから」と事を荒立てなかった外国人が多かったのではないか。
プノンペン都警察 6人の元警察官を逮捕 停職処分
このほど、6人の引退した警察官が、許可なしに消火器を販売したとして、プノンペン市警察署長:SarThet氏によって停職処分になった。
11月7日、プノンペン市警察の6人(うち1人は退職者)が、カンダル州のタクマウ町にあるDoeum Meanコミューン(自治区)で消火器を売りに行なった。ある居住者によれば、警官がプノンペン市の防火部門の出身であり、許可なく消火器を販売するようになったと報告した、という。
同署長は、11月10日、警官は管理ガイドラインに従わなかったが、刑法に違反しなかったと述べた。「私たちはまだ彼らに質問しており、罰金が科せられます。彼らはこれを一度だけでなく何度も行っており、今回は人々から情報を受け取りました」と述べた。
また、国家警察の消火・救助局の局長:Neth Vanthaによれば、11月10日、「6人は最初にDoeum Meanコミューン警察によって拘束され、その後プノンペン市警察に尋問のために送られた」とのこと。その際、同消火・救助局の局長:Vanthaは「消防に携わる警察官に、地元の人々を教育して、将来の火災の防止に参加できるようにするが、消火器を人々に販売しない。」と述べている。
*参照:逮捕された無許可消火器販売の悪徳警察官 画像:Phnom Penh Postより