減らぬ組織的な盗伐 アンドンメアス保護区 盗伐製材200本を発見

ラタナキリ州アンドンメアス地区軍は8月15日、自然保護区の公園レンジャーと協力してアンドンメアス地区の森林をパトロールし、輸出を目的とした盗伐製材品200本以上を保護区の公園内のさまざまな場所で発見した。

アンドンメアス地区のメアス・サレス地区長は、タベン地区に隣接するアンドンメアス地区の森林で犯罪者が不法に樹木を伐採するためにチェーンソーを盗んだという情報を受けて防止と取り締まりのために地区をパトロールするよう組織したという。軍と公園レンジャーと協力して犯罪を取り締まりまっている。

その結果、地区軍は一部の木材に加えて、チェーンソー2台、製材された木材130本、5×6メートルの木材100本を発見した。

地区長は、発見された木材はすぐには撤去されず、輸送が困難な道路のため、一時的に保管され、環境当局に引き渡されて監視されているという。また、これとは別に、チェーンソー2台とエンジンオイルとガソリンが押収され、タベン地区の環境事務所に保管された。

これに関連して、アンドンメアス地区長は、同地区の軍隊がパトロールと犯人捜し、法による裁きに引き続き協力していく意向を示した。

ここ20年、カンボジア国内の森林は急激減少しており、開発によることはもちろんだが、90年代からの組織的な密輸出を前提とした森林盗伐が横行している。

3月には50hの森が盗伐される事件が起きている。

More than 50 hectare forest land in economic concession cleared

掲載写真:ラスメイニュース

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