海草藻場に新たな餌場が出現、ジュゴンにとって明るい兆し

希少で絶滅危惧種の海洋生物であるジュゴンが、ケップ諸島で再び目撃されました。

カンボジア海洋保護協会(MCC)は9月2日、ジュゴンが好む海草地帯で新たな餌の跡が発見されたと発表しました。これは後にドローン映像でも確認されました。

この好ましい観察結果は、MCCと水産局の共同の保全活動、そしてジュゴンの生存に不可欠な海草藻場の回復によるものです。しかしながら、海洋生物多様性を脅かす有害な漁業慣行は依然としてこの地域で存在し、これらの哺乳類とその生息地にリスクをもたらしています。

MCCはカンボジアの海域におけるジュゴンの保護に向けた継続的な取り組みの重要性を強調した。

豊かな海洋生物を誇るカンポット州は、9つの漁村を擁し、8,435ヘクタールの海底、953ヘクタールのサンゴ礁、1,966ヘクタールのマングローブ林、そして13の保護区を擁しています。

掲載写真:カンボジア海洋保護協会(MCC) 国営カンボジア通信(AKP)

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