中・北部に洪水被害が拡大 11万戸が浸水 バンコクにも洪水警報
タイ アユタヤ

先週、カンボジアでは北西部の長雨での洪水被害が大きなニュースとなったが、タイでも雨期終わりの時期の大雨による洪水の被害が拡大している。タイ内務省によると、9月23日から10月4日までに、32県の約29万戸が被災し、8人が死亡、1人が行方不明になったという。

10月4日午後の時点では、国内の18県の約10万5000戸が浸水被害を受けているという。浸水戸数はタイ中部のアユタヤ県約2万3000戸、ナコンサワン県約1万7000戸、ロッブリ県約1万7000戸、東北部コンケン県約1万戸及ぶ。

また北部チェンマイ県でも1日、強い風雨で幹線道路沿いの立木10本が倒れ、下敷きになった住宅が被害を受けた。さらにタイ中部の主都バンコクでも北西部地域の河川が増水し警戒警報が出ている。

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