法務大臣 「腐った」裁判官は解任される可能性を強調

法務大臣は3月27日(水)、その声明の中で、「カンボジアの司法制度改革と王国の法の支配が国民の信頼を取り戻すために、汚職や違法行為に関与した裁判官の解任を命じる」と発表した。

27日の法務省の年次会議の冒頭でクウト・リス法務大臣は、「一般に国民はカンボジアの司法制度に対して否定的な見方をしている」と述べた。

それは、「世論は政府が司法分野で達成した成果を決して反映しない」 「司法制度に従事する個人の過失や故意によって不正行為が発生した場合、司法制度全体に影響を及ぼします」と同大臣は述べた。

同大臣は閣僚会議に出席した700人以上の裁判官に向けて、「彼ら(裁判官)は国の司法行政の評判を回復する緊急の必要性に直面している」と述べ、

「それを実現するには、我々は同じペースで共に前進するため、目標と行動が一致する必要がある」、「この行動は、優れた司法サービスを提供することです。目標は、人々に私たちの裁判所と司法制度を信頼してもらうことです。」と先ずはじめに述べ、

「主な目的は裁判官を社会の不正義に苦しむ人々の<背骨>にすることであり、そのためにはシステム全体から<呪い>と表現した<悪い(腐った)リンゴ>を取り除くことが必要だ」

 「私たちの方法は非常にシンプルです。私たちは規律を改善しなければなりません。」

「規律を改善するということは、『腐った魚』を取り除くことを意味します。しかし、私たちは現在、彼らに自らを正す機会を与えています。しかし、このまま変わらなければ解雇されるだろう。」

という趣旨の発言で司法改革に乗り出す意義と措置を強調した。

掲載写真:司法省の提供

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