沿岸部の暴風雨警報で海釣りや出漁の禁止措置

11日に発表された水資源・気象省の予報によって、ココンとシアヌークビルの両州当局は、昨日から木曜日までの2つの州の悪天候の警戒の中で、ボートの運航を停止し、漁師に屋内にとどまるように促すなどの迅速な措置を講じた。

プレアシハヌーク PreahSihanoukの州知事Kuoch Chamroeunは、「国家災害管理委員会(NCDM)が発した警告に従って、ボートの運航は禁止され、漁師は海に出ることを止められていると述べた。同知事は、現在海上にいる漁師の家族はす​​でに警告を受けている」と述べ、「関係者全員が観光客を含む人々の安全を確保するように」と付け加えた。

またココン州政府は11日、住民と漁師に自然災害に警戒するよう警告する通知を出した。

国家災害管理委員会(NCDM)の報道官:Soth Kim Kolmonyは11日、「大雨がシアヌークビルやココン州などの地域で大規模な鉄砲水を引き起こす可能性がある」と述べました。

同報道官は、「鉄砲水の危険に直面している人々を支援するために、事前に準備を進めています。また、鉄砲水に直面したときに住民を救うための方法について知るために、軍隊と調整しています。」、「水資源気象省の指示に基づいて行動し、気象に関する情報をフォローアップし、関係当局に悲劇を回避するためにNCDMに協力するよう要請する」と述べた。

さらに同氏は、緊急の場合、NCDMは人々の命を救うためにコンポンスプー州からの軍隊の支援を求めるだろうと付け加えた。

こうした水資源・気象省の警報によって、災害に備える具体的な報道がなされたのはKhmer Timesにとって初めてのことではないだろうか。ようやく気象予報と災害対策と連動するような組織的なシステムが、ようやくにしてカンボジアでも整備が進められたのだと、思われる。

掲載写真:イメージ Khmer Times

おすすめの記事