カンボジアは南シナ海上の台風の影響を受けているため、沿岸部の荒天が予想され、旅行者や漁師に対し、今日から7月20日まで海に出ないよう勧告した。
水資源・気象省は声明で、フィリピン沖で台風が発生し、台風は南シナ海を越えてベトナム北部に移動する可能性があると発表した。
このような状況により、カンボジアは、全国的に低度から中程度の降雨が予想されていと同省の声明は述べている。
「(特に)沿岸部の州では、7月16日から20日にかけて空が雨雲垂れこめ、中程度から多量の降雨になる怖れがあるでしょう」、また「海上では降雨があり、風が強くなり、高波への警戒が必要です」と述べている。
気象省の声明を受けて、プレア・シアヌーク州知事:クオチ・チャムロウンは7月15日(土)、観光船の運行会社、タクシー船、漁民に対し、上記の期間中の海への出航を中止するよう指示を出した
同知事の公式フェイスブックに投稿した動画では、「天候が回復するまで海への旅行は一時的に中止しなければならない」と述べている。
掲載写真:Khmer Times