水資源・気象省 大雨による鉄砲水について警告

プノンペンでは、4月末から今日まで、連日に渡るスコール(熱帯驟雨)がありました。いよいよ本格的な雨季の訪れです。例年に比べここ数年は雨季の訪れが早くなったと感じられます。

水資源・気象省は、5月4日から10日まで場所によって豪雨が予想され、特にコンポンスプー、コンポンチナン、カンダルの各州で洪水の可能性があるとの警告を発表しました。同3つの州では先週、毎日大雨が降り、コンポンスプーに2つの水門、コンポンチナン州に3つの水門を開くよう管理当局に促しています。

全国災害管理委員会(NCDM)・報道官:Soth Kimkolmonyは、昨日(3日)、バンテアイメアンチェイ州とプレアビヒア州で洪水が減少したが、「コンポンチナン州とコンポンスプー州はすぐに鉄砲水に見舞われる可能性があるため、懸念している」と述べている。「コンポンスプーとコンポンチュナンの貯水池、およびカンダル州のカンダルスタン地区のプランピマカラダムは高雨で満杯になおり、「流出物はストゥンプレックトゥナオ川に流れ込み、川沿いの家屋に洪水が発生する可能性があります」と同氏は述べた。さらに「ストゥン・プレック・トノート川が満水になると、プノンペンのダンコア地区で鉄砲水が発生する主な原因はストゥン・プレック・スナオであるため、プノンペンで洪水が発生する」とも付け加えた。

また同報道官によれば、「バンテアイメアンチェイ州とプレアビヒア州の状況は「これらの州には洪水を放出する低地があるため、問題ありません。タイで氾濫し、洪水がカンボジアに流入する場合にのみ洪水に直面しますが、タイでは洪水がないので、これは良い兆候です。」と述べている。

水資源・気象省は4月26日から5月3日まで大雨が降ると警告し、豪雨により0.5メートルの水位上昇がみられたが、幸いなことに、洪水での死者は出まていないという。だが、既に投稿ニュースでお知らせしたように、降雨に伴う落雷で死者を出し、さらに雷雨に伴う強風で各地で数百軒の家屋が被害を受けている。

*下に記事を参考に

掲載写真:プレアビヒア州での洪水 画像:Khmer Times

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