Khmer Timesは7月5日付けの報道で、「COVIDがない状態で約2か月間楽しんだ後、本日発表された公式の数字は、カンボジアが7日連続で新しいCOVID症例を記録したことを示しています。今日の公式の毎日の新しいCOVID症例の合計(PCRテストによって診断された)は3であり、COVID症例の合計は136,301症例になりました。カンボジアは0人の新たな死者を発表し、カンボジアでのCOVID-19による直接死者は合計3,056人になりました。カンボジアは4日、新しいオミクロン株変異種の国内感染3症例、入国検疫ではゼロを記録している。現在、王国には39のアクティブなCOVID症例(PCR検査で診断)があります。カンボジア王立政府(RGC)は、これまでのパンデミックの封じ込めと予防に成功したにもかかわらず、Covid-19との戦いに引き続き高い注意を払うとフンセン首相は断言した。」というが、保健省の公式発表の数字ではそうなっているに過ぎない。
感染、発症しても多くは届け無しに自宅療養ー子どもたちの感染もー
既に5月の日本大使館よりの在カンボジア日本人向けの配信メールには、「日本人からコロナ感染の問い合わせがあり、増えていると思われる」といった内容の注意喚起があり、現にプノンペンでは地元民はコロナ感染が増えているという話は承知済みのことである。これは成人に限らず、学校、幼稚園等を通じて幼児・少年少女期の子どもたちに感染は拡がっているのが実情である。家庭内感染が第1次感染で次に学校、職場、店舗内感染となっている。
プノンペン都心部でも近所のクメール人に効けば、誰それがコロナ感染したという話をしてくれる。コロナ感染しても治療薬を飲んで自宅療養するものがほとんどで、その方が届けるより安心できる環境にいられると思っている者が大多数というのがカンボジアである。
自分の身は自己責任というのが日本人の立場
在カンボジア日本人も自分の身は自分で守る自己責任であることを自覚する以外にはなさそうである。日本国内で公認コロナ感染治療薬だが、カンボジアでも5日間飲み切りの抗ウイルス薬が薬局で売られている。解熱剤だけでなく息苦しさを示した方には重症化を防ぐ役目がある。
特に子どもには年齢を考慮してください。症状の深刻度は子どもでも大人でもその人それぞれです。若いから、子どもだから大したことにはらないは明らかに嘘です。
下の①の写真が郵政省が卸したコロナ治療薬の抗ウイルス薬(日本名:抗ウイルス薬「モルヌピラビル」販売名:「ラゲブリオ」 郵便局価格50㌦、市販60㌦)、②の写真がプノンペン薬局で手に入る抗ウイルス薬(日本名:抗ウイルス薬「モルヌピラビル」)
掲載写真:イメージ Khmer Timesより。